ジョヴァンニベルガ(その他表記)Giovanni Verga

20世紀西洋人名事典 「ジョヴァンニベルガ」の解説

ジョヴァンニ ベルガ
Giovanni Verga


1840 - 1922
イタリアの小説家,劇作家
カターニア市(シチリア島)生まれ。
15歳で小説「愛と祖国」を書く。1858年カターニア大学法学部に入学するが、国家防衛隊に参加し、政治、文学の週刊誌「イタリア人のローマ」を刊行。その後、歴史小説「山のカルボナリ党」(1861〜62年)等を書き、「罪ある女」(1866年)などで流行作家となる。1872年ミラノに移り住み、前衛芸術家集団スカピリアトゥラ派に参加。1874年「シチリアスケッチ」という副題を持つ小冊子「ネッダ」を転機とし、「田園生活」(1880年)、「田園小説集」(1883年)等に見られる「ベリズモ」(真実主義)と呼ばれる作風は現代イタリア文学の源流となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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