現代外国人名録2016 「ジョージクルーニー」の解説
ジョージ クルーニー
George Clooney
- 職業・肩書
- 俳優,映画監督・プロデューサー
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1961年5月6日
- 出生地
- ケンタッキー州レキシントン
- 本名
- Clooney,George Timothy
- 学歴
- ケンタッキー大学(ジャーナリズム)中退
- 受賞
- アカデミー賞助演男優賞(第78回,2005年度)〔2006年〕「シリアナ」,ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門,第58回,2000年度)〔2001年〕「オー・ブラザー!」,ゴールデン・グローブ賞助演男優賞(第63回,2005年度)〔2006年〕「シリアナ」,アクター・オブ・ザ・イヤー〔2011年〕,ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(第69回,2011年度)「ファミリー・ツリー」
- 経歴
- 父はニュースキャスター、映画解説者のニック・クルーニー。叔母が歌手のローズマリー・クルーニー、義理の伯父が俳優ホセ・フェラーという芸能一家出身。プロ野球選手志望から俳優に転じ、1982年ロサンゼルスの歌手の叔母の家に居候。テレビを中心に活動、’84年コメディ「E/R」のレギュラーとなり、’94年人気テレビシリーズ「ER/緊急救命室」の小児科医ダグラス・ロス役で全米の人気者になり、’99年第5シーズン途中まで出演。’95年エミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。この間、’84年に「グリズリー2」で映画デビュー、’95年「フロム・ダーク・ティル・ドーン」で映画初主演。以降俳優として着々とキャリアを重ね、2000年にはスティーブン・ソダーバーグと映画制作会社セクション・エイトを設立、プロデューサーとしても活躍。2002年「コンフェッション」で監督業にも進出。2006年「グッドナイト&グッドラック」(2005年,出演・製作・監督)と「シリアナ」(2005年,出演・製作)の2本でアカデミー賞監督賞、脚本賞、助演男優賞の3部門にノミネートされ、「シリアナ」で助演男優賞を受賞。以降も「フィクサー」(2007年,製作総指揮も)、「マイレージ、マイライフ」(2009年)、「ファミリー・ツリー」(2011年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる。「スーパー・チューズデー〜正義を売った日〜」(2011年)では出演の他、監督、共同脚本、製作を務めた。2013年プロデューサーを務めた「アルゴ」(2012年)がアカデミー賞作品賞を受賞。他の映画出演作に「素晴らしき日」(1996年)、「バットマン&ロビン」「ピースメーカー」(’97年)、「アウト・オブ・サイト」「シン・レッド・ライン」(’98年)、「スリー・キングス」(’99年)、「パーフェクト・ストーム」「オー・ブラザー!」(2000年)、「オーシャンズ11」(2001年)、「ソラリス」(2002年)、「ディボース・ショウ」(2003年)、「オーシャンズ12」(2004年,製作も)、「さらば、ベルリン」(2006年)、「オーシャンズ13」(2007年)、「バーン・アフター・リーディング」「かけひきは、恋のはじまり」(2008年)、「ラスト・ターゲット」(2010年,製作も)などがある。2008年1月には国連平和大使に任命され、平和活動にも力を入れる。1998年初来日。私生活では’89年女優のタリア・バルサムと結婚するが、’93年離婚。その後は独身を貫いてきたが、2014年53歳で、17歳年下の弁護士アマル・アラムディンと再婚した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報