スコアマーク(読み)スコアマーク(その他表記)scour mark

最新 地学事典 「スコアマーク」の解説

スコアマーク

scour mark

流痕の一種で,水底の泥の上を水流が流れるとき,泥の一部が水流中に巻き上げられた結果生ずる堆積構造。削痕とも。泥の巻上げは水流中のさまざまな渦の運動による。構造は,礫・岩片などの障害物に起因する渦運動によってつくられるobstacle scoursと,障害物なしに生ずる渦運動によってつくられるcurrent scoursに分けられる。current scoursには,フルートマークのほか,transverse and diagonal scour, rill mark tapering down-current, longitudinal furrows and ridges, triangular mark, pillow-like scour mark, channelが含まれ,obstacle scoursには,カレントクレッセントマークのほか,lon-gitudinal obstacle scourが含まれる。普通は砂岩層の下底面にマーク鋳型のcastとしてみられる。タービダイト特徴的に多いが,他の堆積物にも認められる。多くは,それらの形態的特徴から堆積流の流向を示し,古流系復元に用いられる。

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参照項目:ソールマーク

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 原田

岩石学辞典 「スコアマーク」の解説

スコア・マーク

流れの削剥作用によって形成される構造に関する一般的な語で,特にタービダイトの研究で用いられる.物体tool)の働きでできた構造の物体痕tool mark)とは区別される[Dzulynski & Sanders : 1962].ソール・マークの中で水流により水底の堆積物が巻き上げられたり,洗い流されたりしてできるもの.この中には流れのみによってできるもの(current scour)と,水底に障害物があったためにできるもの(obstacle scour)とがある[木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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