ウクライナ東端、ドネツ丘陵北側にある都市。人口9万(2001)。ドネツ炭田の中心地で、19世紀中ごろ炭鉱開設とともに発足、カジエフカКадиевка/Kadievkaとよばれ、1932年市制施行。1937年セルゴСерго/Sergoと改称、1940年以後ふたたびカジエフカと称したが、第二次五か年計画中の生産性向上を目ざすスタハノフ運動の創始者で市の炭鉱労働者であったスタハノフを記念し、1978年に現名称となった。炭鉱のほか、製鉄、石炭化学、コークス、ポンプ等水利用機械、鉄道車両などの工場がある。市の歴史博物館が置かれている。
[渡辺一夫]
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