スペイン国王

共同通信ニュース用語解説 「スペイン国王」の解説

スペイン国王

元首だが、政治的実権はない。1931年に王制が廃止された後、内戦を経て39年、フランコ総統が独裁体制を確立し、75年の死去まで専制政治が続いた。フアン・カルロス1世はブルボン王家の直系で、亡命先のローマで生まれたが、フランコとの協定で帰国。フランコに次期国王に指名され、その死去の2日後に即位、王制が復活した。即位後は民主化を進め、国民の支持を得た。だが、2012年にボツワナで象狩りをしていたことが発覚。緊縮財政の中、批判を浴び、王室のイメージは悪化していた。フェリペ皇太子は即位後、フェリペ6世と名乗る。(共同)

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