セゴビア旧市街とローマ水道橋(読み)セゴビアきゅうしがいとローマすいどうきょう

世界遺産詳解 の解説

セゴビアきゅうしがいとローマすいどうきょう【セゴビア旧市街とローマ水道橋】

1985年に登録された世界遺産(文化遺産)。セゴビアは、スペイン中部、標高約1000mに位置する高原にある古都で、現在はカスティーリャ・イ・レオン州セゴビア県の県都。この町はローマ時代から存在し、中世にはカスティーリャ王国の都市として栄えた。ローマ水道橋(セゴビアの水道橋)は1世紀頃に花崗岩を積み上げて造られた、全長728m、119のアーチを持つ構造物で、スペインにある古代ローマ時代の水道橋としては最大の規模を持っている。また、旧市街には大聖堂や教会などが残されている。大聖堂は16世紀から18世紀にかけて建設されたゴシック様式の建物である。岩山の上に建てられたアルカサル王宮は、12世紀のカスティーリャ王国の城塞である。◇英名はOld Town of Segovia and its Aqueduct

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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