セブンブリッジ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セブンブリッジ」の意味・わかりやすい解説

セブンブリッジ

ラミーと似ている日本独自のカードゲームの1種。カードジョーカーを除いた 52枚で,各人に7枚ずつ配り,残りは山札として場に伏せておく。人数は2~6人。持札を同数字3枚か同マークの連続札3枚以上にそろえていく点はラミーと同じだが,麻雀と同様に他のだれかが出したカードと同数字のカードが2枚あれば「ポン」と言ってこれを取り不要なカードを捨てられる。直前の人が出したカードと同じマークで連続した2枚のカードがあれば「チー」と言って取ることもできる。7のカードは独立して1枚でも場に出すことができ,同じマークの連続札はこれにつけて出していくことができる。いちばん早くカードを出し終えた人の勝ちになる。略してブリッジと呼ぶのでコントラクトブリッジと混同されるが,まったく異質のゲーム。麻雀ブリッジともいう。

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