ラミー(読み)らみー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラミー」の意味・わかりやすい解説

ラミー
Rummy

アメリカで人気のあるカードゲームの一つ。ジョーカーを除く 52枚すべてを使用し,2~6人でプレーする。配る枚数は2人のとき 10枚ずつ,3~4人7枚ずつ,5~6人6枚ずつ。残ったカードは山札としていちばん上の1枚だけめくって残りは伏せておく。プレーの目的は山札または捨て札のいちばん上から1枚取り,持札から不要なカードを捨てて,同数字3枚以上か同じマークの続き札3枚以上の組合せをつくっていき,持札をなくすことにある。自分の番のとき,上記の組合せを場にさらすことができる (メルド) 。メルドしたあとは自分のでも他の人のでもさらしてあるカードに継ぎ足しができる。持札がなくなった人が勝ちで,他の人は持札のK,Q,Jを 10点,Aを1点,2~10は数字どおりに計算して合計点だけマイナス点になり,勝った人はその総計分だけプラスになる。持札を1枚もさらさずにいて一度にメルドして勝ったら他の人の失点は倍になる。

ラミー
Boehmeria nivea var. candicans; ramie

イラクサ科の落葉低木。繊維を利用するため日本,中国,インド,マレーシアなどで広く栽培されており,野生のものをカラムシまたはマオと呼ぶ。短い地下茎から草状の幹が立上がり,高さ 2mに達する。葉はシソの葉を大きくしたような形で,裏に白毛がある。夏,葉腋から穂状の花序を垂れ下げるが,茎の上方には雌花下方には雄花が多い。花は小さく淡黄緑色または緑色。枝が十分伸びて下の葉が落ちる頃,茎を根もとから刈取り水に漬けたのち皮をはいで繊維をとる。繊維は水に強く,耐張力にすぐれているので,日本ではカラムシの代用として上布,縮などに利用される。

ラミー
Lamy, John Baptist

[生]1814.10.11. ランド
[没]1888.2.13. ニューメキシコ,サンタフェ
アメリカで活躍したフランス聖職者。本名 Jean Baptiste L'Amy。 1838年ローマ・カトリックの司祭となりアメリカでの伝道を志願し,39年渡米。オハイオケンタッキー,48年以後は南西部で伝道活動に従事。 53~75年サンタフェ司教,75~85年サンタフェの大司教をつとめた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラミー」の意味・わかりやすい解説

ラミー
らみー

チョマ

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