ソクラテス以前(読み)ソクラテスいぜん(その他表記)Pre-Socratic (philosophers)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソクラテス以前」の意味・わかりやすい解説

ソクラテス以前
ソクラテスいぜん
Pre-Socratic (philosophers)

最初期ギリシア哲学 (おおよそ前 600~400) に属する哲学者たちを一括してさす呼称。ソクラテスが自然の研究から倫理学的なものへ哲学の方向を転じたという考え方はすでに古代の哲学史に広くみられるが,それによってソクラテス以前の哲学者たちが一つのまとまりとしてとらえられる。彼らの共通点は,世界およびその内部で働く力の起源と現状を合理的に説明しようとしたことである (ただし,パルメニデスとエレア派は,自然界でなく,存在一般を問題とした) 。ミレトス学派 (タレス,アナクシマンドロス,アナクシメネス) ,クセノファネス,パルメニデス,ヘラクレイトス,ピタゴラス派,エンペドクレス,アナクサゴラス,レウキッポス,デモクリトス,エレア派のゼノン,メリッソス,ゴルギアスらが含まれる。

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