ミャンマー(ビルマ)中部、シャン州の州都。シャン高原西部、インレー湖東方15キロメートル、タウンジー山(1400メートル)の麓(ふもと)にある。タウンジーとはシャン語で「高い山」の意である。植民地時代にイギリス人ジョージ・スコットが建設した避暑地に始まる。タージーに通じる鉄道の終点シュエニャウンからシャン高原を横断してケントゥンに至る道路に沿い、西方40キロメートルのヘーホーに空港がある。シャン高原南部の政治、商業の中心であり、5日おきに開設される市(いち)には色彩豊かな民族衣装を身にまとった各山岳民族がにぎやかに集まる。市の中心部にあるタウンジー博物館は小さいながら民族学的には興味深い。町の南3キロメートルにある寺は仏教徒のシャン人にとって重要な巡礼地である。
[酒井敏明]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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