《Pura Tanah Lot》インドネシア南部、バリ島南西岸にあるヒンズー教寺院。干潮時に陸続きになる岩礁の上に建てられた寺院であり、同島六大寺院の一つに数えられる。16世紀にジャワ島から渡ってきたニラルタという高僧の勧めによって建立。波の浸食を防ぐため、日本の政府開発援助(ODA)によって台座部分の岩礁が補強された。
インドネシアのバリ島中西部の海岸にあるヒンドゥー教の寺院。破壊神シバ・繁栄神ヴィシュヌ・創造神ブラフマのヒンドゥーの三大神を祀るバリ六大寺院の一つで、建物は16世紀ごろにつくられたといわれている。海の中の岩礁の上につくられた寺院で、干潮時には陸続きとなり、歩いて渡ることができる。美しいシルエットをつくる同寺院の夕景がたいへん有名である。現在、同寺院とその景観を海岸の侵食から守るため、日本のODAによるプロジェクトが進められている。◇正式名称は「Pura Tanah Lot」。通称は「ロックテンプル」。