日本大百科全書(ニッポニカ) 「チェビオット丘陵」の意味・わかりやすい解説 チェビオット丘陵ちぇびおっときゅうりょうCheviot Hills イギリス、イングランドとスコットランドとの境界上に、北東―南西方向に延びる全長約60キロメートルの丘陵性の山地。最高点は北東端のチェビオット山(816メートル)。丘陵の北西側は急傾斜し、南東側は緩やかに傾斜している。丘陵は草地またはヒースに覆われ、ヒツジが放牧される。山岳種として知られる強健な肉用ヒツジのチェビオット種はこの地方の原産である。付近には古城などの遺跡が多い。[小池一之] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェビオット丘陵」の意味・わかりやすい解説 チェビオット丘陵チェビオットきゅうりょうCheviot Hills イギリス,イングランドとスコットランドの境界に沿って連なる丘陵地帯。全長約 50km。最高点はチェビオット山 (815m) 。中部にある標高 418mのカーターバー峠を越えてイングランドからスコットランドへの幹線道路が通じている。山麓地帯はかつて草原とヒースの荒野で,チェビオット種のヒツジの放牧地にすぎなかったが,第2次世界大戦後は重要な植林地となり,1955年には国立森林公園が設置された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by