チリイバラガニ(その他表記)Lithodes antarcticus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チリイバラガニ」の意味・わかりやすい解説

チリイバラガニ
Lithodes antarcticus

軟甲綱十脚目タラバガニ科。甲幅 20cmに達する大型種で,チリ南部から南アメリカ大陸南端を経てアルゼンチンのブエノスアイレス沖まで,パタゴニア地方沿岸に分布する。甲,鋏脚,歩脚は円錐形の突起で覆われる。形態は北太平洋の水深 400~600mに生息するイバラガニモドキ L. aequispina に似ているが,本種のほうが突起の数が多い。肉質がよく,また,イバラガニ類としては例外的に浅海に生息する(漁場は水深 50~100m)ため,水産業上の重要種である。主産地のチリでは Centolla del Sur(南のイバラガニ)と呼ばれる。(→甲殻類,十脚類,節足動物,軟甲類)

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む