日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツークシュピッツェ山」の意味・わかりやすい解説 ツークシュピッツェ山つーくしゅぴっつぇさんZugspitze ドイツとオーストリアの国境、アルプス東部、バイエルン・アルプス(ウェッターシュタイン山脈)にある峰。標高2963メートル。ドイツの最高峰。1820年、ドイツの測量将校であったカール・ナウスらによって初登頂された。山麓(さんろく)の標高720メートルにある保養都市ガルミッシュ・パルテンキルヘンが登山口で、アプト式登山鉄道とロープウェーによって頂上に達することができる。オーストリア側からもロープウェーがある。山頂に展望台や気象観測所があり、夏は観光・登山客、冬はスキー客でにぎわう。[徳久球雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例