20世紀西洋人名事典 「ティトゴッピ」の解説
ティト ゴッピ
Tito Gobbi
1915.10.24 - 1984.3.5
イタリアのバリトン。
バッサーノ・デル・グラッパ(ヴェネチア)生まれ。
バドゥ大学で法律を学び、ローマで声楽を学ぶ。1936年国際声楽コンクールで優勝。’37年アドリアーノ劇場で「椿姫」でデビューした。特にヴェルディとプッチーニを得意としモーツァルトとロッシーニのフィガロとベルクのヴォツェックを歌っても定評がある。’62年以後後進の指導にあたっている。劇的な歌唱と演技力は高い評価を受ける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報