ディオラマ(その他表記)diorama

翻訳|diorama

デジタル大辞泉 「ディオラマ」の意味・読み・例文・類語

ディオラマ(〈フランス〉diorama)

《「ジオラマ」とも》
立体模型。ミニチュア人物や物と背景とを組み合わせ、ある場面を立体的に現すもの。
遠近法を用いた背景画の前に人物・動物などの立体模型を置いて照明し、窓からのぞくと現実光景のように見えるようにした装置・見せ物。幻視画。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディオラマ」の意味・わかりやすい解説

ディオラマ
diorama

「幻視画」ともいう。背景を描いた幕の前に,小道具人形などを配し,これに照明を当てて,光の強度方向の変化により立体的な実物感を与える装置。両端に設けたシリンダによって背景幕を巻取り,それに描かれた風景を移動させる。 1822年にフランス人の L.ダゲールによって発明され,明治の初め日本にも伝わり,89年には浅草公園に「ヂオラマ館」が設けられて見世物興行を行なった。現在でも博覧会や宣伝用のディスプレーなどに使われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む