デジタル大辞泉 「デュレーション」の意味・読み・例文・類語 デュレーション(duration) 《継続期間、持続時間の意》債券投資で元本を回収するまでに必要な平均残存期間のこと。また、金利が変動した場合、債券価格がどの程度変化するかを表す指標の一種。この値が大きいほど金利の変動による債券価格の変動率が大きくなる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵 「デュレーション」の解説 デュレーション 債券に投資した額の平均回収期間。金利が1%変化した時の債券価格の変動を示す指標として使われる。クーポン付きの社債では、計算上、償還期間より短い期間で投資資金を回収することができる。この計算上の期間がデュレーションで、短いほど高利回りで金利変動の影響も小さくなる。ただし、ジャンク債ではデュレーションが短くなるため、債券の格付けなどとは無関係である。デュレーションを投資期間に一致させることで金利変動リスクを回避するイミュニゼーションなど債券ポートフォリオのリスク管理に用いられることが多い。 (熊井泰明 証券アナリスト / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by
音楽用語ダス 「デュレーション」の解説 デュレーション [duration] 音が実際に発音される長さのこと。楽譜上での音符の長さと実際に演奏される音符の長さは微妙に違うものだ。例えばスタッカートのように4分音符でも完全にその長さを延ばさずに、途中で音を止めてしまうことも演奏の中ではごく頻繁に行われる。デュレーションは、実際に音が延びている長さを表したものであり、その意味では音符の種類よりももっと厳密な数値を指定することができる。DOS系で動作するシーケンスソフトやシーケンサーで使われる「ゲート・タイム」と同意語である。 出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報 Sponserd by