デリス剤(読み)デリスざい

関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「デリス剤」の意味・わかりやすい解説

デリス剤
でりすざい

ロテノンならびにこの類縁化合物を含有するデリス、キューベ、チンボーなどマメ科木本植物地下茎および根を原料としてつくった殺虫剤。遅効性であるが効力は確実で、植物への薬害がきわめて少ないが、魚類に対する毒性が高い。近時合成殺虫剤に押されて使用は激減した。

[村田道雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「デリス剤」の意味・わかりやすい解説

デリス剤【デリスざい】

植物性殺虫剤の一種。ロテノン剤とも。有機合成剤の出現まではかなり使われた。殺虫成分ロテノンは熱帯のマメ科植物デリスの根からとる。遅効性で,接触毒。野菜アブラムシ,サルハムシ,ウリバエなどの防除に用いる。人畜毒性は中程度だが,魚に対する毒性は強い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む