すべて 

トゲワレカラ(その他表記)Caprella scaura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゲワレカラ」の意味・わかりやすい解説

トゲワレカラ
Caprella scaura

軟甲綱端脚目ワレカラ科。体長 2cm内外。各地潮間帯に最も普通に見られるワレカラ。頭部背面に頭棘をもち,鰓嚢楕円形近縁種のクビナガワレカラ C. equilibra は体長 1cm内外で,頭棘はなく,鰓嚢は細い先太りマルエラワレカラ C. penantis は頭棘をもち,鰓嚢がほぼ円形。いずれも世界的な分布を示し,潮間帯から浅海海藻などに群がる。魚類の天然餌料となる。(→甲殻類節足動物端脚類軟甲類

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む