デジタル大辞泉 「トリコラ山」の意味・読み・例文・類語 トリコラ‐さん【トリコラ山】 《Puncak Trikora》インドネシア東端、イリアンジャヤ(ニューギニア島西部)の山。ジャヤビジャヤ山脈の高峰の一。標高4750メートル。オランダ領時代の旧称ウィルヘルミナ山。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「トリコラ山」の意味・わかりやすい解説 トリコラ[山]Gunung Trikora インドネシア領ニューギニア(イリアン・ジャヤ)東部にそびえる高峰。標高4750m。オランダ領時代の旧名はウィルヘルミナ山。ジャヤウィジャヤ山脈の最高峰で,ジャヤ山に次ぐイリアン・ジャヤ第2の高山。万年雪を頂く。南側の雪原には1909年にローレンツの探検隊が到達したが,登頂したのは13年2月,オランダのフランセン・ヘルデルセの探検隊が最初である。峰の周辺ではハベマ湖をはじめいくつかの小さな湖が発見されている。執筆者:別技 篤彦 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「トリコラ山」の意味・わかりやすい解説 トリコラ山とりこらさんGunung Trikora インドネシア、西イリアン(ニューギニア島西部)のジャヤビジャヤ山脈の西部にそびえる山。標高4750メートル。旧称ウィルヘルミナ山Wilhelmina Top。山頂部は万年雪を頂く。オランダ領時代の1907年にオランダのローツェ隊が初登頂した。北麓(ほくろく)の河川はワメナのすこし下流から南に流路を転じ、西イリアンの巨大な脊梁(せきりょう)山脈を横断し、大渓谷をつくってアラフラ海に面する平地に流出する。[上野福男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by