一般的には引きずり跡の意。(1)断層帯(断層ガウジ)内で岩片や鉱物粒子がリーデルシア面などの部分的なすべり面によって切られてできる。非対称なトレールによって断層帯の変位センスが推定されることがある(E.H.Rutter et al., 1986)。(2)氷河擦痕(glacial striae)とほぼ同義。(3)生痕化石の一種。個々の足跡を判別できない水底面あるいは地表層上面の移動痕(這い跡・匍行(ほこう)痕)。
執筆者:加藤 碵一・小幡 喜一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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