現代外国人名録2016 「トンコープマン」の解説
トン コープマン
Ton Koopman
- 職業・肩書
- ハープシコード奏者,オルガン奏者,指揮者 アムステルダム・バロック管絃楽団主宰者
- 国籍
- オランダ
- 生年月日
- 1944年10月2日
- 出生地
- オーバーアイセル州ズボレ
- 本名
- Koopman,Antonius Gerhardus Michael
- 学歴
- アムステルダム大学卒,アムステルダム音楽院卒
- 受賞
- ザ・シンフォニーホール国際音楽賞クリスタル賞(第7回)〔1992年〕,ブリュージュ国際音楽コンクール通奏低音部門第1位〔1968年〕
- 経歴
- 1965年からアムステルダムに移り、アムステルダム大学で音楽学を学んだのち、アムステルダム音楽院でハープシコード(チェンバロ)をグスタフ・レオンハルトに、オルガンをシモン・C.ヤンゼンに学ぶ。’68年ブリュージュ国際コンクール1位入賞。’70年ムジカ・アンティクワ・アムステルダムを結成、’79年にアムステルダム・バロック管絃楽団と改称。’92年アムステルダム・バロック聖歌隊設立。バッハやヘンデルなどのハープシコード、オルガン曲を150曲以上もレコーディングし、ラジオ・テレビを通じてソリストとしての演奏活動のほか、古楽コンクールの審査員も務め、オランダの新しいバロック音楽の推進者としても知られる。アムステルダム音楽院、スウェーリンク音楽院でバロック音楽の演奏法を講義、のちハーグの王立音楽院のハープシコード、オルガンの教授。’80年初来日、’91年には日本でモーツァルトの全交響曲を連続演奏して話題となる。作品に「カンタータ全集(第1・2巻)」等がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報