20世紀西洋人名事典 の解説
トーマス・ジェファーソン・ジャクソン シー
Thomas Jefferson Jackson See
1866 - 1962
米国の天文学者。
元・メア・アイランド天文台長(カリフォルニア)。
1892年ベルリン大学より学位取得。1893年からヤーキス天文台の他、ローウェル、海軍各天文台などに勤め、1903年から引退する’30年までメア・アイランド天文台長として勤務した。物質が斥力により恒星から放出された事を最初に推測し、これによりこれらの物質が重量や太陽系を形成し、抵抗媒質により惑星の軌道は円形になったと推測した。その他、恒星の進化や地球と太陽系の進化、重力と磁気の研究でも知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報