翻訳|drypoint
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…平らな銅などの金属面に手彫りなどによって彫りくぼめる方法と,写真を利用して彫りくぼめる方法(いわゆる写真製版の利用)とに大別される。前者はさらに彫り方によって,ドライポイント,メゾチントなど直接金属面を彫る彫刻凹版(直刻凹版ともいう)と,版材に薬品を作用させ腐食によって彫りくぼめるエッチング,アクアチントなどの食刻凹版に分けられるが,実際にはこれらの手法を混用することも多い。後者の写真製版によるものはいわゆるグラビアである。…
…フランスのF.ブラックモン,メリヨン,コロー,ミレー,マネ,ドービニー,ブレズダン,ピサロ,ドガ,アメリカ生れのホイッスラー,M.カサット,オランダ人ヨンキント,スウェーデン人ソルンAnders Zorn(1860‐1920)ら枚挙にいとまがないが,画家たちがリトグラフと同じく気軽に版画制作をする時代を迎えるのである。
[その他の銅版画技法]
(1)ビュランの代りに版面に直接に鉄針で描くドライ・ポイントdry point(フランス語ではポアント・セッシュpointe sèche)は,エッチングと同じ即興的な自由があるが,修正は困難で熟練を要する。刻線の縁にできる金属のめくれ(バーburr)にたまったインキが刻線に独特のにじみの効果をつくる。…
…版画の伝統的な意義に変化が生じたと考えられる現象である。現代の版画家は作品の微妙な品質にきわめて神経質になっているが,単純に品質保証というなら,ドライポイントのようなもろいものを除く他の多くの版形式では,鋼鉄めっきなどによって原版の耐久性を高める方策がある。こうして版画家は自作の,より広範な人々への普及の可能性を断念する代りに,それまで商業ベースに乗らなかった版画によっても生活が可能になり,広い意味ではこの慣行によって版画の価値を社会的に承認させ,現代における版画創作活動を隆盛に導いたわけで,この積極的な側面を否定することはできない。…
※「ドライポイント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新