ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドンガン」の意味・わかりやすい解説
ドンガン
Dongan, Thomas, 2nd Earl of Limerick
[没]1715.12.14. ロンドン
アメリカ植民地時代のイギリス人行政官。ロイヤリスト (王党派) の一員で,清教徒革命後追放されてアイルランド駐在のフランス軍に勤務したが,王政復古後呼戻されて,1682~88年ニューヨーク総督に任じられた。対オランダ戦費と統治基金徴募のため,当時ヨーク公であったジェームズ2世の指令でニューヨーク植民地最初の議会を招集。 83年この議会は「自由と権利の憲章」を制定したが,ジェームズはこれを認めず議会を解散,88年に「ドミニオン・オブ・ニューイングランド」に併合したため,総督を辞任して帰国。 98年リマリック伯を継いだ。
ドンガン(東干)
ドンガン
「ホイ(回)族」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報