ナトゥナ諸島(読み)ナトゥナショトウ

デジタル大辞泉 「ナトゥナ諸島」の意味・読み・例文・類語

ナトゥナ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ナトゥナ諸島】

Kepulauan Natunaインドネシア、南シナ海南部に浮かぶ諸島カリマンタン島ボルネオ島)とマレー半島の間に位置する。主島ナトゥナビサル島をはじめ、大小約270の島々からなる。燕窩えんかアナツバメの巣)、べっこうを産する。周辺に天然ガス田がある。ナトゥーナ諸島。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナトゥナ諸島」の意味・わかりやすい解説

ナトゥナ諸島
なとぅなしょとう
Kepulauan Natuna

インドネシア、南シナ海南部、ボルネオ島とマレー半島の間に散在する諸島。別称ブングラン諸島。ナトゥナ・ビサル諸島とブングラン・セラタン諸島からなり、主島は前者に属するナトゥナ・ビサル島。総面積2113平方キロメートル。主島には標高959メートルのラナイ山がそびえ、海岸はサンゴ礁が発達する。住民はマレー系種族で主として漁業に従事し、べっこう、燕窩(えんか)(ウミツバメの巣)は特産物。行政上はスマトラ島リアウ州に属する。

[上野福男]

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