ニトリロトリ酢酸(読み)ニトリロトリサクサン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニトリロトリ酢酸」の意味・わかりやすい解説

ニトリロトリ酢酸
ニトリロトリさくさん
nitrilotriacetic acid

化学式 N(CH2COOH)3 。 NTA,ニトリロ三酢酸とも呼ばれる。N-ビスカルボキシメチルグリシンに相当する。無色結晶,融点 247℃ (分解) 。エチレンジアミン四酢酸 (EDTA) と同様,2価,3価の金属イオンキレート錯化合物をつくる。そのナトリウム塩は合成洗剤ビルダー,重金属封鎖剤として利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む