病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 の解説
ニューモシスチス肺炎治療剤
《アトバコン製剤》
サムチレール(グラクソ・スミスクライン)
ニューモシスチス肺炎、ニューモシスチス肺炎の発症抑制に使用される薬剤で、副作用によりスルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤の使用が困難な場合に用います。
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②貧血、血管浮腫、気管支けいれん、咽頭絞扼感、頭痛、不眠症、吐き気・嘔吐、下痢、低ナトリウム血症、発熱などが現れることがあります。
こうした症状が現れたときには、医師に相談してください。
①内容懸濁液で、治療には1回5mLを1日2回食後に、発症抑制には1回10mLを1日1回食後に服用します。医師・薬剤師の指示を守り、かってな判断で増量・減量したり、中止しないでください。
②問診の際にあらかじめ、持病・アレルギーなどの体質、現在使用中の薬の有無などを医師に報告してください。
③過去にこの薬で過敏症状をおこしたことのある人には使用できません。必ず医師にその旨を報告してください。
また、妊婦または現在妊娠している可能性のある人、母乳で授乳中の人、肝機能障害・腎機能障害などがある人は、使用できないことがあります。
⑤この薬を使用中に、ほかの薬を使用する必要が生じたときには、前もって必ず医師に相談してください。リファンピシン、リファブチン、テトラサイクリン、メトクロプラミドと併用すると作用が弱まることが、ジドブジンと併用すると増強することがあります。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報