百科事典マイペディア 「ヌーベル・クリティック」の意味・わかりやすい解説 ヌーベル・クリティック 1960年代からフランスを中心に主張され始めた新たな批評方法。従来の講壇批評に代わり,作品,作家の外在的価値の調査にとどまらず,それらの内的世界の有機的構造を解明しようとする。代表的傾向としてはC.モーロンの精神分析批評,L.ゴールドマンの社会学的方法,R.バルトの言語学的方法等がある。また,文学作品は作家の内的世界が昂揚の極点に達した状態を表現するものとの立場から分析したG.プーレの方法が挙げられる。先駆者としてG.バシュラール,M.ブランショの果たした功績の意義は大きい。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌーベル・クリティック」の意味・わかりやすい解説 ヌーベル・クリティックぬーべるくりてぃっく →新批評 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by