デジタル大辞泉 「ネッカーの立方体」の意味・読み・例文・類語 ネッカー‐の‐りっぽうたい【ネッカーの立方体】 平面に描かれた立方体の透視図において、頂点の遠近が明らかでないもの。透視図の内部に位置する二つの頂点のうち、どちらが手前にあるのか、二つの解釈ができるものをさす。反転図形の一種。スイスの結晶学者・地質学者L=A=ネッカーが考案。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネッカーの立方体」の意味・わかりやすい解説 ネッカーの立方体ネッカーのりっぽうたいNeckerscher Würfel 平面図形でありながら,三次元的に立体感を伴って見える図形の一種。直線で描いた立方体の透視図形をさし,手前頂点Aが観察者のほうに突き出した立方体に見える場合と,Aと対角にある頂点Bのほうが突き出して見える場合とがある。遠近性反転図形の一種 (→反転図形 ) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by