ノマドロジー(その他表記)nomadologie(仏)

デジタル大辞泉 「ノマドロジー」の意味・読み・例文・類語

ノマドロジー(〈フランス〉nomadologie)

遊牧民的生活の復権を目指す思想。権力を嫌い、境界を越えて流動し、多様な生活を同時に生きることなどを唱える。フランスの思想家ジル=ドゥルーズとフェリックス=ガタリが共著「千のプラトー」の中で提唱した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノマドロジー」の意味・わかりやすい解説

ノマドロジー
nomadologie(仏)

ノマド (遊牧民) からの造語。ノマディズムともいう。 G.ドゥルーズ,F.ガタリの用語。定住民が閉じられた空間を人間たちに分配する機能を持つのに対し,ノマドの経路は人間たちを開かれた空間内に分配する。したがってノマドロジーとは,ヨーロッパ思想が追い求めてきた,自己同一的なるものへの固定・固着と対立するもので,完結性・閉鎖性さらに国家機構から離脱したり,それを破壊するもの (脱属領化) で,常に運動のさ中にあって「外」や「他」と変幻自在の関係をもって,自己を壊しつつ,自己をつくっていく多義的・多型的生を徹底的に生きる生の在り方である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む