ノモン投影法(読み)ノモンとうえいほう

最新 地学事典 「ノモン投影法」の解説

ノモンとうえいほう
ノモン投影法

gnomonic projection

結晶の投影法の一種。結晶面はその面に立てた垂線が結晶を囲む球面上の点として表現することができる。球面上に投影された各点(結晶面)をその球の中心と結び,その直線の延長が球の北極に接する平面と交わる点をもって投影点とするのがノモン投影法である。ノモン投影においては,投影面に垂直なもとの球の大円は直線として,また投影面に垂直な小円は双曲線として投影される。ノモン投影では常に正接値が得られるので面指数の配当ラウエ写真の解析などにたいへん便利であり,また大円が直線で表されるから数個の面が同一晶帯に属するか否かの判別は容易。他方,球面の赤道(柱面)近くの点は遠く投影されるので,一般にはステレオ投影ほどは用いられない。一群の大円(直線)と小円(双曲線)を組み合わせたものをヒルトンのネットといい,ノモン投影に用いる。グノモンと記す場合もあるが一般にgは発音しない。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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