ハクト

デジタル大辞泉 「ハクト」の意味・読み・例文・類語

はくと【ハクト】

HAKUTO》日本を拠点とする民間による月面探査プロジェクト。正式名称はホワイトレーベルスペース。名称は、月にうさぎがいるという伝承白兎はくと」に由来する。2017年に月面探査車SORATOソラトを開発。
[補説]月面無人探査コンテストグーグルルナXプライズの最終選考に残り、インドから参加するチームインダスのロケットに相乗りする形でSORATOを打ち上げる予定だったが、資金不足などによりチームインダスが打ち上げを断念。HAKUTOも期限内の達成が困難となり、コンテストの終了を迎えた。→グーグルルナXプライズ

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精選版 日本国語大辞典 「ハクト」の意味・読み・例文・類語

はく‐と

  1. 〘 副詞 〙 動作のすばやいさまを表わす語。ぱっと。
    1. [初出の実例]「冠をはくとうち落しつ」(出典:落窪物語(10C後)二)

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知恵蔵mini 「ハクト」の解説

ハクト

株式会社ispaceが運営する日本の民間宇宙開発チーム。チーム名は月の兎をイメージした「白兎」に由来。東北大学大学院の吉田和哉教授を中心に弁護士、惑星科学者、コンサルタントエンジニアなどから構成され、月面探査ローバーの開発を行っている。2008年、「ホワイトレーベルスペース」としてオランダで発足し、10年に日本法人として合同会社ホワイトレーベルスペース・ジャパンを設立。13年に同社を株式会社ispaceへ組織変更し、チーム名を現名称に変更した。09年より、16年末までの民間による月面探査成功を競う国際宇宙開発レース「グーグル・ルナ・エックスプライズ」に日本から唯一参戦。15年、同レースにて資金援助を受けられるチームを選ぶ「中間賞」に選ばれた。

(2015-1-28)

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