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ハク

デジタル大辞泉の解説

はく【×魄】

たましい。精神をつかさどる陽の気を魂(こん)というのに対し、肉体をつかさどるという陰の霊気。
「楽(がく)はわが魂と共に、わが耳によりてわが―を動かせり」〈鴎外訳・即興詩人

はく【魄】[漢字項目]

[音]ハク(漢) [訓]たましい たま
人の肉体に宿り、活力を生み出すもの。たましい。「気魄魂魄
月のかげの部分。「生魄
落ちぶれる。「落魄

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大辞林 第三版の解説

はく【魄】

たましい。陰の気に属し、死後もこの世にとどまるという。 「魂は冥途にありながら-はこの世に留まりて/謡曲・実盛」 → こん

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世界大百科事典内のの言及

【鬼】より

…中国において,死者の霊魂を意味する。人間は陽気の霊で精神をつかさどる魂と,陰気の霊で肉体をつかさどる魄(はく)との二つの神霊をもつが,死後,魂は天上に昇って神となり,魄は地上にとどまって鬼となると考えられた。鬼は神とともに超自然的な力を有し,生者に禍福をもたらす霊的な存在であるが,特に天寿を全うすることができずに横死した人間の鬼は,強い霊力を有し,生者に憑依(ひようい)し祟(たたり)をなす悪鬼となるとして恐れられた。…

【魂魄】より

…人間の精神的肉体的活動をつかさどる神霊,たましいをいう。古代中国では,人間を形成する陰陽二気の陽気の霊を魂といい,陰気の霊を魄という。魂は精神,魄は肉体をつかさどる神霊であるが,一般に精神をつかさどる魂によって人間の神霊を表す。…

【地霊】より

…また死者の魂や祖霊を地霊とみなす地方もある。中国では人間の霊力は魂(こん)と魄(はく)の2種に分かれ,魂は陽の気となって天へ,魄は陰の気となって地に還(かえ)ると信じられた。地霊は山や泉,岩や洞窟などにも宿ると考えられた。…

※「魄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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