日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハマクワガタ」の意味・わかりやすい解説 ハマクワガタはまくわがた / 浜鍬形[学] Veronica javanica Blume ゴマノハグサ科(APG分類:オオバコ科)の越年草。茎は分枝して高さ10~50センチメートル、屈毛がある。葉は対生し、卵形で長さ1.5~4センチメートル。4~6月、上部の葉腋(ようえき)に花序をつくり、径約2ミリメートルの淡青色花を開く。暖地の海岸に生え、伊豆以西の本州から沖縄、小笠原(おがさわら)諸島および台湾、中国、東南アジア、インド、アフリカなどに広く分布する。[久保多恵子 2021年8月20日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例