ハング・パーラメント

共同通信ニュース用語解説 「ハング・パーラメント」の解説

ハング・パーラメント

選挙でどの政党議会過半数議席を取れない状況。「中ぶらりん議会」などと訳される。第2次大戦後の英国では、保守党労働党が二大政党となり、いずれかが下院の単独過半数を占めるのが常態化したため、わずか2回しか起きていない。このうち1974年2月の総選挙では労働党の少数政権誕生。だが、政権運営が困難になり、同党は同年10月に再選挙に踏み切って過半数議席を得た。2010年の総選挙では、保守党が自由民主党連立を組んで過半数を確保し、政権を安定させた。(共同)

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