コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ばか ばか

大辞林 第三版の解説

ばか

( 副助 )
〔「ばかり」の転。近世江戸語〕
おおよその程度を表す。ぐらい。 「七日-なんのこつたと女房いひ/雑俳・末摘花」
限定の意を表す。だけ。 「あたま-入れてくんなと俄雨/柳多留 87

ばか

( 連語 )
〔接続助詞「ば」に係助詞「か」の付いたもの〕
未然形に付いて、疑問の意を込めての仮定条件を表す。…たなら、…か。 「いかならむいはほの中に住ま-は世のうきことの聞こえ来ざらむ/古今 雑下
已然形に付いて、疑問の意を込めての既定条件を表す。…するので、…か。 「来ぬ人をまつ夕暮れの秋風はいかに吹け-わびしかるらむ/古今 恋五

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ばか
ばか

知能が劣り愚かなこと、またそのさまや人をいう。「馬鹿」は当て字で、梵語(ぼんご)で「痴」を意味するmoha(慕何)や「無知」の意のmahallaka(摩訶羅)の転というが、破家(家財を破るほど愚かな意)の転義ともいい、語源については諸説がある。愚かなことの意から、取るに足りないつまらぬことや常軌を逸したことなどもいい、「ばか騒ぎ」「ばか力」などのように、接頭語的に名詞の上につけて、程度の甚だしいことを表す。「莫迦」「破家」などの字もあてるが、一般には「馬鹿」をあてるため、中国の史書『史記』の「始皇本紀」に伝える、秦(しん)の始皇帝の死後、丞相(じょうしょう)となった宦官(かんがん)の趙高(ちょうこう)がその権勢を試そうとして、自分の擁立した二世皇帝に鹿(しか)を献じて馬だと言い張り、群臣はその威を恐れてほとんど反対しなかったという故事が、この語の語源であるとする俗説も生まれた。[宇田敏彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ばかの関連キーワード戯け者・白痴者・白癡者馬鹿に付ける薬はない沖縄県宜野湾市嘉数阿呆に付ける薬なし結構は阿房の唐名上げたり下げたり馬鹿にならない阿呆の一つ覚え阿呆の三杯汁せせら笑いおちょくるせせら笑う痴愚・癡愚脂蝋・脂蠟虚仮にする痴者・癡者阿呆たれ馬鹿踊り阿呆垂れ阿呆臭い

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ばかの関連情報