常軌(読み)ジョウキ

精選版 日本国語大辞典 「常軌」の意味・読み・例文・類語

じょう‐きジャウ‥【常軌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふつうに踏むべき道。常に行なうべき道。常道。
    1. [初出の実例]「すべてが常軌に従うことを拒否した校長の恣意によって」(出典:硝酸銀(1966)〈藤枝静男〉六)
    2. [その他の文献]〔北史‐韓麒麟伝〕
  3. ふつうであること。尋常。
    1. [初出の実例]「母親はもはや常軌ではない」(出典:美濃浪人(1966)〈司馬遼太郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「常軌」の読み・字形・画数・意味

【常軌】じよう(じやう)き

常に守るべき道。きまり。〔後漢紀、順帝紀二〕夫(そ)れ(てう)は舟なり。民は水なり。群臣は舟に乘る人なり。~(いやし)くも能く志を卒(を)へ、力を畢(つく)し、常軌を守り(したが)ひ、以て元元(人民)を度(すく)ふは、謂(いはゆる)なり。

字通「常」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む