ばしっと(読み)バシット

デジタル大辞泉 「ばしっと」の意味・読み・例文・類語

ばしっ‐と

[副]
勢いよく音をたてて物が割れたり強く当たったりするさま。「太い枝をばしっと折る」「ばしっと張り手をくらわす」
相手にこたえるように強く言うさま。「一度ばしっと言わなければだめだ」
[類語](1丁とはっしびしっとぴしっとびしりぴしりびしびしぴしぴしばんばん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ばしっと」の意味・読み・例文・類語

ばしっ‐と

  1. 〘 副詞 〙 固い物が、何かに強く当たったり、割れたりする音を表わす語。転じて、非常に強い調子で物事にあたるさまをいう。びしっと。
    1. [初出の実例]「地面を後ろへ蹴るのである。そしてばしっと板裏の音を立てる」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む