デジタル大辞泉
「びしびし」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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びし‐びし
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 鼻汁をすすりあげるさま。
- [初出の実例]「咳(しはぶ)かひ 鼻毗之毗之(ビシビシ)に しかとあらぬ 鬚(ひげ)かき撫でて」(出典:万葉集(8C後)五・八九二)
びしびしの補助注記
奈良時代、和語はふつう語頭に濁音がこないが、擬声語なので例外的に語頭が濁っている例。
びし‐びし
- 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 少しの容赦もなく、きびしく事を行なうさま、手ごころを加えないさまを表わす語。ぴしぴし。
- [初出の実例]「犇々(ビシビシ)責付けられるのも辛いが」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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