石油精製に主として使われ,燃焼室の炎からの放射および対流伝熱により加熱する管式加熱炉のこと.加熱管内に油を大きな速度で強制流動させることができ,複雑なクラッキング反応が起こる場合にも使用できる.加熱容量が大きく,熱効率も高い.燃料には,重油やガスなどが使われている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...