デジタル大辞泉
「パスピエ」の意味・読み・例文・類語
パス‐ピエ(〈フランス〉passe-pied)
17~18世紀に愛好された8分の3拍子または8分の6拍子の快活な舞曲。
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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パスピエ
passepied
フランス北西部,ブルターニュ地方に起源する集団舞踊。早めの8分の3拍子,または8分の6拍子を用いる陽気で快活な踊り。ブランルに近い。ルイ 14世,15世の時代にフランスの宮廷で流行した。特にルイ 14世はこれを好んで踊ったという。その後,男女の求愛のパントマイムを加えた組舞踊となった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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パスピエ
17世紀のフランス宮廷で流行した陽気な舞曲。3拍子系。もとはブルターニュ地方の農民の踊りとみられ,現在も同地方に4拍子の民俗舞踊として残存する。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のパスピエの言及
【宮廷音楽】より
…ヨーロッパの例としては,16~18世紀の宮廷舞踊(音楽)がある。今日,その代表とみなされているパスピエpassepied(3/8,6/8拍子の速い陽気な舞曲),メヌエット,リゴードンrigaudon(2/4,4/4拍子の快活な舞曲)はもとはそれぞれブルターニュ,ポアトゥー,プロバンス各地方の民俗的な舞踊であった。日本の例としては,遊女から習った今様(いまよう)を廷臣に教えた後白河法皇の行為が挙げられる。…
※「パスピエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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