パリトキシン(その他表記)palytoxin

デジタル大辞泉 「パリトキシン」の意味・読み・例文・類語

パリトキシン(palytoxin)

海産毒の一つ渦鞭毛藻類うずべんもうそうるいが産生し、食物連鎖を通じてアオブダイハコフグウミスズメソウシハギなどの肝臓筋肉に蓄積する。食中毒原因となり、横紋筋融解症による筋肉痛痙攣けいれん呼吸困難などを引き起こす。化学式C129H223N3O54

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化学辞典 第2版 「パリトキシン」の解説

パリトキシン
パリトキシン
palytoxin

C129H223N3O54(2680.18).亜熱帯産の腔腸動物イワスナギンチャクPalythoaから得られる水溶性で非ペプチド性の猛毒.二次代謝産物中最大の分子量(図)と最強毒性を有する.細胞内への Na流入を促進し,脱分極を引き起こすと考えられている.抗腫瘍性,発がんプロモーターなどの生物活性も示す.6種類の同族体が知られている.LD50 25 ng/kg(ウサギ静注),62.5 ng/kg(カニ).[CAS 77734-91-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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