ビアンコ(その他表記)Carlo Bianco

デジタル大辞泉 「ビアンコ」の意味・読み・例文・類語

ビアンコ(〈イタリア〉bianco)

白い。白色。また、白ワイン。→ロッソ

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改訂新版 世界大百科事典 「ビアンコ」の意味・わかりやすい解説

ビアンコ
Carlo Bianco
生没年:1795-1843

イタリアの革命家。サルデーニャ王国貴族の出で軍人となり,1821年,ピエモンテの立憲革命に参加。革命の失敗でスペイン亡命,次いでマルタ島に渡る。30年7月革命の後フランスに移り,マッツィーニに協力して〈青年イタリア〉の中心メンバーとなる。34年のサボイア遠征に失敗してスイス,次にブリュッセルに移り住み,失意貧困のうちに運河に投身自殺した。イタリアの解放にはゲリラ方式の革命戦争が適していると論じた著書がある。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビアンコ」の意味・わかりやすい解説

ビアンコ
Bianco, Bartolommeo

[生]1590
[没]1657
イタリアの建築家。ジェノバのパラッツォ・ドゥラッツォ・パッラビチーニ (1618) やパラッツォ・バルビ・セナレガ (18世紀にコラディによって完成) を手がける。また城塞や港の構築にも従事したが,最もすばらしい作品は当初イエズス会の神学院として造られたジェノバ大学 (1634~38) であり,急な斜面にいくつものテラスを切分けドラマティックな空間を造り出している。彼は R.ルラーゴら 16世紀の建築の影響を深く受けながらも,ジェノバのバロックの質実な特性を確立した。

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