デジタル大辞泉
「ビカネール」の意味・読み・例文・類語
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ビカネール
びかねーる
Bikaner
インド北西部、ラージャスターン州北西部にあるパキスタン国境の都市。人口52万9007(2001)。1488年ラオ・ビカジによって建設された城下町で、高台にある赤と黄色の砂岩でつくられた宮殿はみごとである。タール砂漠の中にあり、年降水量306ミリメートル、平均気温26.7℃の乾燥地域で、市街地のすぐ西に砂丘が広がる。60キロメートル西方にラージャスターン用水路が通り、この一帯も豊かな耕地に生まれ変わろうとしている。鉄道の要地で、毛織物、化学、靴などの工業があり、石材、石灰、ガラス砂などを産する。
[成瀬敏郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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