日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビサオ」の意味・わかりやすい解説 ビサオびさおBissão 西アフリカ、ギニア・ビサウの首都。同国南西部、大西洋に注ぐゲバ川の河口に位置する。人口27万4000(1999推計)、38万7909(2009センサス)。17世紀末に奴隷貿易の基地として建設され、1869年以来自由港となり、旧ポルトガル領ギニアの中心地として発展した。同国第一の港湾都市で、ラッカセイ、コプラ、パーム油、ゴムなどを輸出する。北西約5キロメートルには国際空港がある。[大林 稔] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビサオ」の意味・わかりやすい解説 ビサオBissau ギニアビサオの首都。港湾都市。同国中西部,ゲバ川河口北岸に位置。 1687年ポルトガルが要塞を築き,奴隷貿易の基地として建設。 1941年ポルトガル領ギニアの首都となり,1974年の独立とともに首都の地位を継承。木材,ナンキンマメ,ゴム,パーム油,パーム核などの輸出港で,国際空港がある。人口 38万7909(2009)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by