フェリクス1世(読み)フェリクスいっせい(その他表記)Felix I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェリクス1世」の意味・わかりやすい解説

フェリクス1世
フェリクスいっせい
Felix I

[生]?
[没]274.12.30. ローマ
第26代教皇(在位 269~274)。聖人。教皇ディオニシウス(在位 259/260~268)の後任に選ばれて登位。キリストの三位一体の重要な教義に関する書簡の著者である。アンチオキア司教(→アンチオキア)で,三位一体論に異議を唱えたサモサタのパウロスと,パウロスの後継者ドムヌスとが争っていた神学上の論争を,ローマ皇帝アウレリアヌス(在位 270~275)の助けを得て解決した。アウレリア街道のバシリカに埋葬されたとも,聖カリクスツスの地下墓地に埋葬されたとも伝えられる。祝日は 5月30日。

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