フェルナンドデノローニャ諸島(読み)フェルナンドデノローニャショトウ

デジタル大辞泉 の解説

フェルナンドデノローニャ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【フェルナンドデノローニャ諸島】

Fernando de Noronhaブラジル北東部、大西洋上にある群島ペルナンブコ州に属し、大西洋岸の都市ナタルの北東約380キロメートルに位置する。熱帯大西洋における最大の海鳥繁殖地で、周辺海域にはウミガメイルカが生息する。2001年、「ブラジルの大西洋諸島、フェルナンドデノローニャとロカス環礁保護区群」の名称世界遺産自然遺産)に登録された。フェルナンドジノローニャ諸島。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

フェルナンド・デ・ノローニャ諸島
ふぇるなんどでのろーにゃしょとう
Arquipélago de Fernando de Noronha

ブラジル北東部のリオ・グランデ・ド・ノルテ州の海岸より345キロメートル東方、南緯3度51分、西経32度25分の大西洋上にある諸島。面積16.9平方キロメートルのフェルナンド・デ・ノローニャ島と18の小島よりなり、総面積は18.4平方キロメートル。約4000メートルの深海底より突き出た古い海底火山の頂上部で、玄武岩を主とする火山岩類や凝灰岩よりなる。軍事上重要な位置にあり、軍人公務員漁民農民などあわせて2051人(2000)が居住する。

[松本栄次]

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