ふすま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ふすま」の意味・わかりやすい解説

ふすま
ふすま / 麩
麬

コムギから小麦粉を製造するときの副産物。コムギの胚乳(はいにゅう)部が小麦粉として利用され、残りの外皮(種皮と糊粉(こふん)層)、胚芽のうち、胚芽を取り除いた部分がふすまとよばれる。製粉時のふすま量はコムギの約20~25%である。成分としてはタンパク質、脂肪、食物繊維、鉄・カリウムなどのミネラル、ビタミンが比較的多く、栄養価値がある。主として家畜の飼料にされる。食品加工用としては、小麦粉に混ぜてパン、ビスケット、シリアルなどにする。原料不足の時代にコムギの代用としてしょうゆ原料にされたことがある。ふすまの部分を含んだ小麦粉としてグラハム粉や全粒粉(ホールウィートフラワー)がある。

[河野友美・山口米子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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