ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フトミゾエビ」の意味・わかりやすい解説
フトミゾエビ
Melicertus latisulcatus; western king prawn
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節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目クルマエビ科に属するエビ。食用エビで、体長18センチメートルに達する。一様に淡黄色であるためシンチュウエビの呼び名もある。相模(さがみ)湾から遠く東アフリカ、紅海まで広く分布し、現在ではスエズ運河を経て地中海東部に広まっている。日本ではクルマエビと混獲されるが、あまり多くない。額角(がっかく)は水平で、上縁に9~12歯、下縁に1歯ある。額角の側溝は額角後隆起と同じ幅で深い。尾節の側縁には3対の小さな棘(とげ)がある。
[武田正倫]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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